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夜尿症

夜尿症(やにょうしょう)について

夜尿症(やにょうしょう)について

  • 5歳以上の子供で、夜間、不随意に排尿する状態を夜尿という。
  • 夜尿症の頻度
    6歳:10-15%
    7歳:10%
    10歳:5%
    12歳:3%
    15歳:1%
  • 夜尿の原因分類
    多尿型、膀胱型、混合型
  • 夜尿の治療で最も重要なことは、夜尿の原因を明確にし、原因に基づいた治療を選択することです。
  • 最初に、尿量(特に夜間尿量)が多いための夜尿なのか、膀胱が小さいための夜尿なのか の見極めが大切です。
  • 指導の基本は あせらず、おこらず、おこさずの三原則
  • 夜尿の治療は辛抱強く“あせらず”続けることが必要です。頻度のところで7歳で10%でも15歳では1%となっています。必ず自然経過でも90%はなおるといえます。いつかは必ずなおるとあせらないことです。
  • 本人が寝ている間のことなので本人に自覚がありません。あまりおこりすぎると自信のない子供に育ち自己肯定感が低くなります。“おこらず”に温かく見守る態度が周囲には必要です。
  • また中途覚醒は睡眠リズムを狂わせ、 抗利尿ホルモンの分泌を一層低下させるので“おこさない”で下さい。
  • 夜間多尿が主なお子さんは水分摂取コントロールが必要で
  • す。子供の自主性にまかせて、無理のない範囲で行いましょう。
  • 水分は午前中に充分とらせる。 昼食後からは あまり水分はとらないようにする。夕方4時以降は、なるべく水分をとらないようにし、 夕食は早めにすますようにする。
  • 汁物は控え、特に牛乳、みそ汁、フルーツは控えめにする。
  • 膀胱型の場合は排尿抑制訓練が有効な時がある。
    具体的には、一日一回、学校から帰宅後、尿を我慢して、膀胱内に最大限、尿をためる。これを繰り返していると、次第に膀胱に尿が多くたまるようになってくる。
    腎疾患がある場合はこの訓練は絶対にしてはならないので、医師の指導のもとに行ってください。
  • 根本治療ではないが宿泊しなければならない時に一時的に夜尿を止める薬物療法がある。(トフラニール 6歳以上に適応、デスモプレシン点鼻薬 8歳以上に適応)