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発達障害

Ⅱ広汎性発達障害児の療育

Ⅱ広汎性発達障害児の療育

基本的な考え方

PDDの診断基準(対人関係の障害、コミュニケーションの障害、こだわり)のうち、「対人関係の障害」が中核的なもので、そのために知的障害が引き起こされている。
親への愛着が発達しなければ、親からの言葉かけは他の生活音と同じレベルで無視される。テレビなどのメディアの刺激の方が強い。

PDD児の対人関係の発達
 1.無視の段階
   ↓
 2.道具的段階
   ↓
 3.快適関係の段階
   ↓
 4.愛着関係の段階
   ↓
 5.自立
<出来るだけ早く愛着段階まで引っ張り上げることが大切>

PDD児の対人関係の発達を促す

  • 文字・言葉課題・構成課題を使用し、褒められたら嬉しいということを教える。
  • 多少困難な課題も努力しなければならないのが人のルールであることを教える。
  • 褒められたら嬉しいことを学べたら、褒められたくて、こんな課題も頑張ろうとする。そしてそれも褒められる。

PDD児のコミュニケーション力を伸ばす

  • 素朴に言葉を教える。
  • 視覚優位だから、文字を教える。
  • 文字を覚えたら順々に語彙(ごい)、文章を増やしていく。
  • 構成課題では、部分から全体を構成する方略を覚える。
  • 視覚機能の苦手さを早期から克服する。
  • 家庭での取り組み ・療育場面と同じ課題を同じやり方で実行。
  • きちんと褒めること。
  • 「教える-教えられる」親子関係を確立すること。
  • 親子でたくさん遊ぶこと。

幼児期に知的障害を克服し、自立した立派な大人に育てるべく頑張りましょう。