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食物アレルギー(2) (12/09/11)

食物アレルギー(2)

食物アレルギーと診断されても乳幼児期の鶏卵、ミルク、小麦に関しては加齢とともに多くは3歳ごろまでに遅くとも小学校に入学するまでには除去を解除することができます。逆にどういう対応をしていると小学校に入学時にも食物除去をしなければならなくなる確率が高くなるのかということを考え、医院では保護者の方に指導しています。

アウトグローと食物
アウトグロー : 加齢にともなって病気が寛解すること 食物アレルギーでは、消化機能が発達する2、3歳から みられるようになる アウトグローしやすい食物:鶏卵、牛乳、大豆、小麦、米など アウトグローしにくい食物 :ナッツ類、魚類、甲殻類
食物アレルギー学童期から成人期にかけては
*卵、牛乳などが減り、甲殻類(エビやカニなど),小麦、果物、魚類、そば、ピーナッツなどが増えてくる。  学童のアトピー性皮膚炎の有病率は約10%であり、食物アレルギーを合併する割合は減ってくる。  これらは耐性が得られにくいのが特徴である。
耐性獲得とは
*年齢が大きくなると,消化能力や腸管免疫力が成熟することで過剰な免疫応答が抑制され、アレルギー症状が出なくなってくる。これをアウトグローとか耐性獲得という。
除去食療法を行うにあたって
症状を予防するための必要最小限の除去を心がけよう  加熱などの加工処理で食べられる場合がある。  交叉抗原性のあるものは,同時に除去が必要な事がある。  同じ食品群や親子(鶏肉と卵など)でも、臨床的交叉反応性がなければ除去の必要はない。  疑わしい食品は,食物経口負荷試験で確認する
アナフィラキシーを回避するには
*過去にアナフィラキシーを起こしたアレルゲンを含む食品の摂取を回避する。 加工食品を摂取するときは、食品表示を確認する。