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授乳 と くすり (20/06/02)

授乳 くすり
断乳が絶対に必要となるのは、母乳にたくさん移行する薬で、しかも重い副作用を起こすおそれのある薬です。たとえば、一部の抗がん剤や免疫抑制薬、放射性医薬品などがあげられます。

ほとんどの薬は母乳に入りますが、その量はわずかです。母乳をとおして赤ちゃんに害がでる可能性は低いと考えられています。もし、影響があったとしても、たいていは一過性の軽い症状で済みます。日常的な病気に処方される薬でしたら、授乳中であってもそれほど心配ないです。

授乳時期でとくに注意が必要なのは、生後1~2カ月くらいまでです。まだ、肝臓や腎臓の働きが不十分で、薬を排泄する能力が低いからです。場合によっては、母乳中の薬が赤ちゃんの体内にたまり、思わぬ症状を起こすおそれがあります。母乳による副作用報告例は少ないのですが、その多くは新生児で起きています。

授乳中の服薬ポイント
授乳中でも、お母さまの病気の治療のため、薬が必要なことがあります。医師は、できるだけ安全な薬を選んで処方します。授乳中に安全な薬とは、母乳中へ移行しない薬、あるいは移行量の少ない薬、また副作用の少ない薬です。多くの場合、授乳を続けられますが、生後まもない時期や、薬の種類によっては授乳を中止するよう指導されることがあります。
授乳を続けてよい場合でも、念のため赤ちゃんの様子をよく観察するようにしましょう。母乳の飲み具合、眠り方、機嫌、便の状態などに注意してください。もし、母乳を飲まなくなったり、うとうと状態が続く、変にぐずる、いらいら、下痢、発疹など普段にない症状がみられたら、早めに医師に相談するようにしてください。
薬は、飲んだあと徐々に血液や母乳に移行していきます。一般的に母乳中の薬の濃度が最高になるのは2~3時間後です。ですから、薬の服用直前あるいは直後に授乳をすれば、赤ちゃんへの影響が少なくできるといわれています。
赤ちゃんにとって母乳はもっとも好ましい栄養源です。病気に対する抵抗力もつきます。薬の害を心配しすぎて、自分だけの判断で母乳を中断しないようにしましょう。

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